『新しい日常』へのシンプルなアプローチ

変化の大きな時代、健在化する様々な問題に対して『新しい日常』につながるヒント(⁈)を共有します

『新しい日常』世界各国の感染者数推移からシンプルに考える【世界にも目を向ける】

東京で19人感染、今年最少 新型コロナ、死者ゼロ。

共同通信社のニュースタイトル(2021年10月24日)です。

緊急事態宣言が9月末で解除され3週間が過ぎましたが、東京含め全国で減少傾向であり本当によかったと思います。

これも日本政府や自治体、医療関係者のご尽力、並びに国民一人ひとりの感染予防意識の高さと感染対策への行動力のたまものと思います。

本記事では、このまま新型コロナを克服できるのか?考えていく上でヒントとするべく、世界の感染者推移の状況を共有したいと思います。

 

―目次―

 

|世界の感染者数の調べ方

過去記事にて何回か紹介したやり方で実施

※当該記事に関しては本記事の終わり【関連情報へのリンク】にてリンク貼付します

▶検索方法

  • Google検索で「covid-19 感染者数」と入力する
  • 新規感染者数(死亡者数)の推移を示すグラフ(日本)が表示される
  • 「日本▼」の部分をクリックし、情報として知りたい国名を入力(選択)する
  • 国別の新規感染者数(死亡者数)の推移を示すグラフが表示される

このデータ提供元は、JHU CSSE COVID-19 DATA となっていて、いわゆるジョンズホプキンス大学のデータが利用されており、概ね日々更新されています。

ワクチン接種率に関しても、上記と同様、Google検索で「covid-19 ワクチン」と入力することでワクチン接種に関わる推移のグラフが表示されます。データ提供元は、Our World in Data (オックスフォード大学関係)となっています。

|世界の新型コロナ感染状況【感染防止対策優良国】

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Covid-19 感染者数推移(Ⅰ)

個人的に、世界の中でも台湾が感染防止対策に関して優秀な国と思ってます。新型コロナが流行りだした当初から、デジタル化による対策が進められておりました。オンライン上で各店舗のマスク在庫数を把握できる様にしたり、保険証の様なものを使って、一人がマスクを購入できる数量を制限したり。

最も賢い方法だなと感心したのは、アプリ(日本ではソフトの不具合等かあまり話題にならなくなったCOCOAの様な)を用いて、陽性者との濃厚接触者を見つけた後に、隔離を先にして、検査で陰性が確認されたら解放するというやり方していたこと。日本では検査結果にて陽性が確認できてから隔離されるとは発想が逆であり、無症状者からも感染が拡大する厄介な新型コロナウィルスに対して、適切な方法であり素晴らしいと感じました。

前回調査した時に、感染者数が低く抑えられていた、常夏のシンガポールや南半球のニュージーランドが、現在少し増加傾向にあるのが気になります。ニュージーランドは絶対数が少ないので実際には問題ないレベルかもしれませんが、同じ南半球のオーストラリアでも感染者数がかなり増加しております。季節的な影響を受けているのか?

|世界の新型コロナ感染状況【欧米+その他】

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Covid-19 感染者数推移(Ⅱ)

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Covid-19 感染者数推移(Ⅲ)

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Covid-19 感染者数推移(Ⅳ)

ワクチン接種を早い段階から開始していた、イギリスアメリイスラエル。出遅れていた日本がその接種率を追い抜いているという点は、日本政府や自治体、医療関係者のご尽力のおかげと考えます。また、若い人も含めて、国民一人ひとりが接種に前向きであった結果と言えるかも知れません。

比較的接種率の高いイギリスアメリ韓国でも依然として感染者が高めに推移している点が気になります。ワクチンの効果がある期間が限界に達しているのか、変異株等の影響を受けているのか?

|まとめ

こまめな感染防止策をしっかり取ることが大切。

日本が第5波から感染者数を減少した背景には、ワクチン接種率を高めた効果があると思います。ただし世界を見てみると必ずしもワクチン接種率が高いから減少するとは言えません。

日本国民の「うがい手洗い」や「マスクを着用する」、また感染者が多くなれば「外出を自粛し密な状態を自ら回避する」といった習慣や行動が、ワクチン接種と相まって、今回の減少につながったのではないかと思います。

また変異株となり感染力が高まったり、ワクチンが効きが弱くなるリスクは依然としてあります。変異株の発生のメカニズムがウィルス増殖時のコピーミスであるとしたら、その対策はやはり感染拡大を減少することと考えます。

今まさに選挙の真最中でありますが、新しい政府には、感染防止の方法が単純に人の行動を抑制するだけではなく、デジタル化等を活用することで、社会活動を維持しながら少しでも予防できる仕組みやシステムを『新しい日常』として構築されることを期待したいと考えます。

気温も下がり乾燥等の影響も出てきて、体調を崩しやすい季節が始まります。この冬に感染が再拡大するか否か?日本にとって試練の冬です。政府や自治体への期待とは別に「個人でできることは個人でする」意識を持って、健康にこの冬を過ごせることを切に願います。

以上

 

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